ディー・エヌ・エーが5連騰、成長性再評価で新高値が目前

 ディー・エヌ・エー<2432.T>が5日続伸で、9月20日の年初来高値2909円を指呼の間にとらえる異色の戻り足をみせている。前週22日にミクシィ<2121.T>との業務提携を発表したが、株価はそれをポジティブサプライズとして上昇、その後も業容拡大効果を見込んだ素直な買いが続いている。足もとは評価の視点が国内から海外事業の成長性に移り、証券会社サイドからの目標株価引き上げの動きが相次ぐなど、順風局面を一段と後押ししている状況だ。
 ディー・エヌ・エーは同じSNS関連として、上にも下にも株価が連動しやすかったグリー<3632.T>と最近は軌道を異にしており、「独歩的な値動きとなっていることは同社の成長性を新たに評価するコンセンサスが台頭したことの証」(国内準大手証券投資情報部)との判断も働く。ミクシィとの提携では目先的な収益効果よりも、今後も中期的な収益機会をつかむことができるメリットは小さくない。株価はミクシィが値幅的には先行して上昇したが、それにキャッチアップする動きが徐々に鮮明化してきている。

ディー・エヌ・エーの株価は15時00分現在2869円(△103円)。