<株式トピックス>=株価上昇の背景にヘッジファンドのお化粧買いも

 野田佳彦首相が解散発言した14日以来、東京株式市場は順調な上昇をみせているが、それをけん引したのは、やはり外国人投資家だったことが裏づけられた。
 東証が29日引け後に発表した11月第3週(11月19日~22日)の3市場投資主体別売買動向によると、外国人投資家が2538億円の買い越し(前週は1292億円の買い越し)で、2週連続の買い越しとなった。買い越し額は今年3月第2週の2899億円以来、8カ月ぶりの高水準となっており、今回も株価上昇は外国人の買いによることを裏付ける結果となった。
 中堅証券の投資情報部では「日本の政権交代をプラスと評価する動きは少しはあるようだが、外国為替市場で思わぬ円安・ドル高が進行したことで、日本企業の業績が改善に向かうという期待感が大きかったようだ。さらに、海外ヘッジファンドの決算期末である11月に向けてドレッシング(お化粧)的な買いが入るという特殊要因もあったようだ」としている。