東京株式(寄り付き)=欧米株高を引き継いで買い先行でスタート

 30日の東京株式市場は買いが先行してスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比45円高の9446円と続伸。前日の欧州株市場が英、仏をはじめ総じて高かったほか、米国でもNYダウが小幅ながら続伸しており、商品相場への資金流入なども合わせてリスク選好の動きが継続している。為替市場では1ドル=82円10~20銭、1ユーロ=106円60~70銭と円安水準でもみ合っており、景気敏感株の下値を支えている。寄り前に発表された10月の鉱工業生産は前月比1.8%の上昇で市場コンセンサスを上回ったことも追い風材料だ。ただ、きょうは週末と月末が重なり利益確定の売りを誘発しやすいほか、ここ下値模索の続く上海株式の動きなども横目に寄り後は神経質な展開も予想される。業種別には33業種中、鉄鋼、空運などを除きほぼ全面的に高い。値上がり上位は鉱業、ガラス土石、倉庫、保険、精密機器、海運など。