三菱重と日立が続騰、事業統合をポジティブに評価

 三菱重工業<7011.T>と日立製作所<6501.T>が続騰、三菱重は前日比12円高の384円、日立は17円高の474円まで買い進まれた。29日取引終了後に火力発電システム分野の事業統合に基本合意したと正式に発表。火力発電システムなど、統合する事業の直近売上高合計は約Ⅰ兆1000億円になり、独シーメンスや米ゼネラル・エレクトリック(GE)の2強に対抗して、海外戦略を強化していくことが好感されている。三菱重は高効率の大型機種に強い一方、日立は中小型機種が主力で、市場では三菱重が東南アジアや中東、日立は欧州やアフリカなどに優位性を持つなど重複する部分が少なく、競争力強化と利益率向上やROE改善が見込めるとポジティブに受け止められた。原子力発電も提携が視野に入っていることも今後に期待を持たせている。

三菱重工業の株価は10時39分現在379円(△7円)。
日立はの株価は10時39分現在473円(△16円)。