<クローズアップ>=師走のIPO祭り、12月に新規上場14社集中(2)

 さらに、12月の新規上場企業は「大スターは存在しないものの粒ぞろい」との見方も出ている。今回上場する企業は、東日本大震災や欧州債務危機、タイの洪水などで日本全体の経済活動が極めて低迷していた中でも、12年3月期決算で好調を維持できたことが条件となっており、底力を備えているといえそうだ。従って、上場時だけでなくセカンダリーでの人気化も予想される。

 現在、最も関心を集めそうなのが、13日上場のロコプラ<3668.T>。位置情報ゲームプラットフォームおよび、スマートフォン特化型アプリの開発・運営などを手掛けており、投資家人気の高い業種で知名度も高い。ソーシャルゲーム関連では、インターネットを通じたソーシャルアプリの企画・開発・提供を事業としている11日上場のenish<3667.T>がある。

 さらに、6日のソーシャル婚活メディアを中心とした各種婚活サービスの運営及びライフデザインメディア事業を展開するIBJ<6071.OS>。14日の居酒屋を中心とした飲食店の運営およびフランチャイズチェーンを展開する再上場のチムニー<3178.T>、19日のタクシーなど運輸業界向け移動体通信を手掛けるモバイルクリエイト<3669.T>、21日の住宅地盤の調査、解析及び地盤品質証明サービスを提供している地盤ネット<6071.T>など多岐にわたる魅力的な企業が目白押しだ。