<後場の注目銘柄>=東レ、航空機向け中心に幅広く需要開拓

 東レ<3402.T>は本格反騰に期待したい。主要航空各社の新鋭機種導入ラッシュでボーイングの受注は中型、大型を含め累計1800機近くに急拡大。大幅増産に乗り出しているうえ、新鋭機は燃費改善のための軽量化を目的に一機当たりの炭素繊維使用量を増やしており、航空機向け需要は増勢に拍車がかかる。

 繊維、プラスチックなど汎用品の価格低下が響き当面の収益は伸び悩むものの、今後の収益を牽引するのは高機能材料であり、炭素繊維の売上高を2021年3月期に現在の4倍近い3000億円に増やす。航空機向けを中心に自動車やシェールガス搬送容器など幅広い分野に需要を開拓する方針で、次期投資も視野に入っているという。