東京株式(大引け)=9500円接近も伸び悩む、値下がり933銘柄

 30日の東京株式市場は、続伸。後場に入ってこの日の高値圏で小幅推移するこう着状態となった。一時、日経平均株価は9500円に接近する場面があったものの、伸び悩んだ。
 30日大引けの日経平均株価は、前日比45円13銭高の9446円01銭と続伸した。 東証1部の出来高は23億3094万株、売買代金は1兆4245億円と膨らんだ。出来高は4日ぶりに20億株を突破。値上がり銘柄数は605、値下がり933銘柄、変わらず149銘柄となり、値下がり銘柄数が、値上がり銘柄数を大きく上回った。
 外国為替市場で10時20分ごろからユーロ主導で急速に円安が進行、4月下旬以来の1ユーロ=107円台に入るなどで株式市場でも、輸出関連の銘柄を中心に、上値指向に拍車がかかった。対ドルでも82円台半ばまで円安が進んだ。円安の背景は確固たる理由が見えないが、月末特有のポジション調整の動きが影響したとの見方が出ていた。
 個別銘柄では、ニチユ、古河電池、じもとHDがストップ高。戸田工、レナウンも値を飛ばした。さらに、日立、DeNA、三菱重、ニコン、グリー、川崎汽、東ソー、NTN、日本橋梁は買われた。半面、ソフトバンク、NTT、ドン・キホーテ、アイフル、国際帝石、日鉄住金、ルネサス、ルックは売られた。また、中山鋼、フォスター電は急落した。
東証1部の業種別指数では、精密機器、海運、電機、機械、医薬品、輸送用機器、食料品など20業種が買われた。半面、鉱業、情報・通信、鉄鋼、陸運、非鉄、不動産など13業種が売られた。