午後:債券サマリー 先物は5日続伸と連日高、超長期債の利回りは上昇

 31日の債券市場では、先物中心限月12月限は5日続伸。後場の引け際に144円86銭をつけた。これは2003年6月以来、9年5カ月ぶりの水準。10年国債も0.705%と年初来最低の利回り水準となった。月末で指数連動型のファンドからの資金流入のほか、銀行や生保などの買い物が入っているようだ。ただ、「金利追加緩和期待が強いものの需給的な側面は強い」(市場関係者)という声もあり、状況次第では売りが膨らむ可能性も出ている。一方、20年債、30年債といった超長期債の利回りは上昇しており、利回り曲線のスティープ(傾斜)化が進んでいる。来月4日には10年債の入札が予定されており、その需要動向も関心を集めている。
 先物12月限は144円81銭で始まり、高値は144円86銭、安値は144円73銭、終値は前日比3銭高の144円86銭。出来高は2兆4561億円。10年債の利回りは前日比0.005%低下の0.705%、20年債は0.010%上昇の1.675%、30年債は0.010%上昇の1.940%だった。