来週(12月3~7日)の為替相場見通し=1ドル82円台固めだが、円売りポジションの買い戻しも

 来週の東京外国為替市場は、円安水準でのもみ合いを予想。対ドルでは基本的には1ドル=82円台でのもみ合い。予想レンジは81円80銭~83円10銭。対ユーロでは足もと円が行き過ぎに売られているフシもあり、107円台から106円台への揺り戻しも考えられるところ。予想レンジは106円20銭~107円90銭。高まる金融緩和期待に加え、貿易収支の赤字定着や経常収支の縮小傾向が強まる中で、国内環境からは円安の方向性が強い。また、海外環境からみても米国の「財政の崖」の問題や欧州の信用不安がひと頃よりは後退していることで、ドル、ユーロともに大きく売り込まれる要因は希薄とみられる。しかし、直近は投機筋による円売りポジションが積み上がっていることもあって、目先的には円売り一服となる可能性も考慮される場面だ。スケジュール面では週末7日に発表される米11月の雇用統計に注目が集まろう。