来週の株式相場見通し=9500円トライも上値は限定的、復興関連など内需系を物色

 来週(12月3~7日)の東京株式市場は、いよいよ1年締めくくりの師走相場を迎える。11月半ば以降、外国為替市場での円安に支えられた急ピッチの上昇で、日経平均株価は約780円の急上昇をみせた。したがって、日経平均株価は9500円台回復へ向けてのトライの動きは想定されるものの、利益確定売りも出ることから、上値は限定的といえそうだ。日経平均株価の想定レンジは9300~9600円とする。
 市場関係者の間で週末30日の日足チャートが十字足(相場の転換を暗示するとされる)となったことが話題となり、26日の高値と合わせて2点天井との見方も含め、目先的には「短期間の調整やむなし」のムードもある。しかし、一方では11月第3週に大幅に買い越すなど外国人の旺盛な買いが継続する可能性もある。物色は復興関連など内需系銘柄が中心となりそうだ。
 日程面では、4日は衆院選の公示で、選挙活動が本格化してプラス材料が出る可能性も。米国では11月米ISM製造業景気指数(3日)、11月米雇用統計(7日)など重要経済指標が相次ぐ。欧州では3日にユーロ圏財務相会合、4日にEU財務相理事会、6日にECB理事会が開催される。