世界的な債券高の中でリスク選好の不思議

債券市場とのかい離が続くのか?
このところ、スペイン債の利回りが下がっています。それに加え米国債、ドイツ国債さらには日本国債の利回りも急速に低下しています。

安倍自民総裁が日銀に強い圧力をかけて「2%のインフレ目標を達成するまで無期限に緩和する」などとしているいことから為替相場では円安が進んでいるのですが、債券市場はそんなインフレ目標が達成されるとは思ってもいないようで、日銀が国債の買い入れを増額するということだけに注目して債券価格が上昇(利回りは低下)しています。

通常米国債やドイツ国債、日本国債が買われるのは「リスク回避」の動きの一貫です。為替市場ではドルと円が買われ、クロス円が下落する、というパターンになります。

ところが、このところの動きは債券市場だけ見ているとリスク回避的な動きなのですが、株式市場は堅調ですし、為替市場ではドルと円が売られるリスク選好の動きとなっていてかい離しています。日米欧の今後のさらなる金融緩和に期待してすべての資産が買われている、ということなのですが、このまま続くのでしょうか。

押し目買いに押し目なし、になりそうですが、高値を買うのはちょっと怖い感じです。