大手鉄鋼がしっかり、輸出拡大と採算改善に期待

 新日鉄住金<5401.T>、ジェイエフイーホールディングス<5411.T>の大手鉄鋼がしっかり。1日付日本経済新聞は「日中関係の悪化で国内の10~12月の粗鋼生産量が60万トン程度下ブレする見通しになった」と報じたが、中国国内の鋼材需要減退は既に証券各社の調査レポートや各種報道で事前に伝わっており、むしろ、悪材料出尽くし感から買いが先行している。30日にロイターは新日鉄住金の樋口眞也副社長の談話で「経済産業省は10~12月の中国向け鋼材生産が当初計画比55万トン減少するとの見通しをまとめた」と伝えると同時に「円高是正に加え、元やウォンが対ドルで強含んでいることから、輸出拡大に修正がかかってくる」と報じたことで、輸出拡大と採算改善が期待されている。

新日鉄住金の株価は13時26分現在190円(△1円)。
JFEHDの株価は13時26分現在1314円(△37円)。