外為:「政策決定会合続き方向感定めにくい」=外為どっとコム総研・ジェルベズ久美子氏

 今週の外国為替市場の円相場は、「方向感が定めにくい展開が続く」と外為どっとコム総合研究所のジェルベズ久美子研究員は指摘する。一番の注目イベントは週末7日の米11月雇用統計だが、その前に4日の豪州、カナダ、6日のニュージーランドや英国など各国の金融政策決定会合が続くほか、同じく6日にはECB理事会などもあり「ひとつ一つの材料をこなしながら位置を確かめることになる」と同氏はいう。ただ、足元で急速に進んだ円安に関しては、「頭が重い展開となりそう」と円高の可能性をみる。今後注目される衆院選挙で、自民党が勝てなければもちろん円高要因だが、たとえ選挙に勝っても「安倍氏の発言内容のようなことができるのかが試される」と指摘。実現が難しいと市場から判断されれば、これも円高要因となる。「安倍自民党総裁の発言に以前ほどの積極性が見られなくなっている」ことに円高要因をみているようだ。