ドル円に買い疲れ?

ドル円に買い疲れ?
ドル/円は先週末の海外市場で82.74円まで上昇したが、直近高値(82.83円)の更新はならなかった。

先週末に発表された投機筋による円の売り越しポジションが今年最大となった点や、本日の東京市場でも82.50円台の上値が重かった点から見ても、やや「買い疲れ」の様子が窺える。

円売りポジションの巻き戻しが起きるきっかけとなる可能性があるとすれば、ハリケーン「サンディ」の影響が読みきれない経済指標の結果(本日は22:30に米11月ISM製造業景況指数が発表される)よりも、「財政の崖」問題に関する要人発言だろう。

先週末は大きな反応はなかったが、米共和党のベイナー下院議長は財政の崖問題について「現時点ではほとんど何も進展していない」などと、協議長期化を示唆するコメントを残している。

現議会の会期末にあたる来週末までに妥協点が見出せないようだと、市場が「崖」からの転落リスクを意識し始める可能性もある。米議会要人の発言には注意しておく必要があろう。