あす(4日)の為替相場見通し=円高意識も基調はもみ合い、米景気指標など注目

 4日の東京外国為替市場の円相場は、やや円高は意識されるものの、基調は1ドル82円前後での一進一退が続きそうだ。想定レンジは対ドルで1ドル=81円90~82円60銭、対ユーロで1ユーロ=106円90~107円50銭のレンジを予想する。市場には一段の円安には新たな材料が必要との見方が多く、強弱感が対立した展開となりそうだ。自民党安倍総裁による「無制限緩和」発言を契機に一気に円安が進行したが、今後は実現性が問われる。特に衆院選を経て自民党が公明党を含め安定多数を占められるかがポイントとなる。このなか、各メディアの世論調査への関心が高まりそうだが、大まかな情勢が判明するのはもう少し先。このため、しばらくは米国の「財政の崖」論議の行方と景気動向が関心を集める可能性がある。きょう発表される米11月ISM製造業景況指数や11月自動車販売台数など注目されそうだ。