Wトップ形成の兆し

Wトップ形成の兆し
先月30日に発表されたシカゴマーカンタイル取引所(CME)の国際通貨市場(IMM)にて、円の売り越しが2007年7月以来の高水準に達した。

これを受け、市場では一段の円ショート積み上げは難しく、何らかのきっかけがあればそれらを解消する動きが出るとの警戒感が浮上している。

米国では「財政の崖」回避に向けた交渉が難航するなか、昨日発表された米11月ISM製造業景況指数は景気を見極めるうえでの分岐点である50を割り込み、2009年7月以来の低水準となった。

市場ではこの問題が実体経済に与える影響が懸念されつつある。

ドル/円相場は11月14日からほぼ一本調子で上昇してきたが、これらを理由に調整局面に入りやすくなっていると考えられる。

日足チャートを見ると、11月22日高値(82.83円)と30日高値(82.74円)を付けた後、12月3日は30日安値(82.04円)をわずかに割り込んで81.99円まで下落。

本日、3日安値を割り込むようだと、短期的にWトップ形成が意識される可能性がある。

まずはネックラインと目される11月28日安値(81.68円)下抜けが試されよう。