スペインがEUに対し正式に銀行救済を要請

 
昨日の海外時間には、スペインがEUに対し正式に銀行救済を要請したことや、地区連銀総裁が「FRBはツイスト・オペを月250億ドルの国債購入に差し替えることが可能」としたことなどからユーロが買われました。

欧州時間序盤、発表された英・11月製造業PMIが予想より良かったことなどからユーロ買いが強まって、ユーロドルは1.3040台まで、ユーロ円は107.10円台まで反発しました。しかし米長期金利が低下したこともあって円買いが強まったことからドル円は82.00円付近まで、ユーロ円は106.80円台まで下落しました。その後特段の材料はありませんでしたが、ポジション調整の動きでユーロドルは1.3020台まで反落し、ドル円は82.20円付近まで上昇しました。

NY時間にはいると各国株価が上昇したことなどからユーロが買われましたが「スペインはEUに対して銀行支援を正式に要請、融資は12月12日前後に実施へ」と報じられたことから一段高となってユーロドルは1.3070台まで、ユーロ円は107.50円付近まで、ドル円も82.20円台まで上昇しました。しかしスイス大手銀クレディ・スイスが「10日からスイスフラン預金のマイナス金利適用を開始する」としたことから全般的にドル買いが強まってユーロドルは1.3030台まで反落し、ドル円は一旦82.30円台まで上昇しました。その後発表された米・11月ISM製造業景況指数が予想を下回る結果となったことから、今度はドル売りが強まる中、ブラード米セントルイス連銀総裁が「FRBはツイスト・オペを月250億ドルの国債購入に差し替えることが可能」としたことも手伝って、ユーロドルは1.3070台まで、ユーロ円は107.60円付近まで上昇しました。この間ドル円は82.20円台を中心としたレンジ内の取引が続きました。

NY時間午後にかけては、各通貨ペアとも静かな取引となりました。

今日の海外時間にはEU財務相会合、ユーロ圏財務相会合が開催されるほか、ユーロ圏・10月生産者物価指数、加中銀(BOC)政策金利の発表が予定されています。