東京株式(大引け)=上昇一服も底堅さ発揮

 4日の東京株式市場は日経平均株価が4日ぶり小反落、前日に約7カ月ぶりに9500円台に乗せたものの、ここ上昇ピッチが急っだったことや目先の達成感も手伝って利益確定の売りに上値を押さえられた。
 大引けの日経平均株価は前日比25円安の9432円と反落。東証1部の売買高は概算で17億3884万株、売買代金は1兆341億円と若干減少傾向にある。
 前日の欧州株式は総じて高かったものの、米国市場ではISM製造業景況感指数が低調だったことを受け引けにかけて軟調となり、その流れを引き継いで東京市場でも安く始まった。日経平均は11月14日以降、急速に上値追い態勢となっているが、同日からきのうまでの13営業日で安かった日はわずか2日しかない。目先的には過熱感が意識されるところで、先物を絡めた売りが断続的に出る一方、上値を買う動きは終始限定的だった。為替市場では1ドル=82円台10銭近辺、1ユーロ=107円20銭近辺の動きでいずれも円高含みに推移したことも輸出株中心に買いが手控えられる要因に。ただ、東証1部はPBRなど指標面などから割安感が指摘され、政策期待を背景に押し目には買いが厚い状況。金融や小売など内需株の一角が物色され、全体指数を支えた。
 個別にはホンダが堅調だがトヨタは軟調、日産自は急落するなど自動車株は売り優勢。日本橋梁は商いを伴い続伸、PS三菱が続急伸となったほか、明和産業や戸田工、ネットワンなどが大幅高となるなど材料株が乱舞した。ソフトバンク、アイフルなども買いが優勢、ブリヂストンも堅調だった。半面ファーストリテ13日ぶりに安く、キヤノン、ニコンも軟調。ソニーも冴えなかった。