午後:債券サマリー 先物は一時、144円90銭へ上昇、10年国債入札は堅調

 4日の債券市場では、先物中心限月12月限は横ばい。午前中は一時、144円70銭台に下落したものの昼に実施された10年国債の入札結果が強く午後に入り144円90銭まで上昇した。ただ、買い一巡後はやや利食いが出た。現物市場では10年国債が0.700%と横ばいで推移した。この日、入札が実施された10年債(第326回債、クーポン0.7%)の最低落札価格は99円70銭(利回り0.732%)、平均落札価格は99円72銭(同0.730)。テール(平均落札価格と最低落札価格の差)は2銭で応札倍率は3.85倍だった。前回の1銭(倍率4.25倍)からテールは広がったが、最低落札価格を下回る応札は多く、市場には強めの結果という見方が広がった。
 先物12月限は144円81銭で始まり、高値は144円90銭、安値は144円88銭、終値は前日比変わらずの144円87銭。出来高は2兆6420億円。10年債の利回りは前日と変わらずの0.700%、20年債は0.010%上昇の1.685%、30年債は0.005%上昇の1.950%だった。