ドイツなど格下げの噂もユーロ堅調続く

 
昨日の海外時間には、ムーディーズがドイツなどを格下げする、との噂でユーロが売られる場面もありましたが、対ポンド、対スイスでのユーロ買いが強かったことからユーロは上昇しました。一方ドル円は利食い売りに押され、81円台後半での取引となりました。

欧州時間序盤、中国株が上昇した流れを受けた欧州株が上昇したことからユーロ買いが強まる中、米長期金利が低下したことからドル売りの動きが強まって、ユーロドルは1.3080台まで上昇し、ドル円は81.80円台まで下落しました。その後一旦ユーロが売り戻される場面もありましたが、欧州株が堅調に推移したことから再びユーロは買い戻されました。

NY時間にはいってEU当局者が「EU財務相らは銀行監督についての合意に至らず、12日に会合を再開する」としましたが為替市場に影響はなく、欧州株が一段高となっていたこともあってユーロ買いが再び強まってユーロドルは1.3100台まで上昇し、ドル円は81.80円付近まで下落しました。その後「ムーディーズがドイツやルクセンブルク、オランダの格付けを引き下げる可能性がある」との噂が拡がって、ユーロ売りが強まってユーロドルは1.3070台まで、ユーロ円は106.90円台まで下落しました。

しかしNY時間午後にはいると、対ポンドやスイスでのユーロ買いが強まったことからユーロドルは1.3110台まで、ユーロ円は107.30円付近まで上昇しました。

東京時間には、中国当局が来年減税を拡大するとの見方や、保険会社の銀行への投資制限を解除するとの見方から中国株が大きく上昇していることからドル売り円売りが強まっています。

今日の海外時間にはユーロ圏・11月サービス業PMI、英・11月サービス業PMI、ユーロ圏・10月小売売上高、米・11月ADP民間雇用者数、米・11月ISM非製造業景況指数、米・10月製造業受注の発表が予定されています。