午後:債券サマリー 先物は一時145円台と過去最高値に接近

 5日の債券市場では、先物中心限月12月限は大幅に上昇し、後場に入って一時145円台に乗せるなど過去最高値をつけた2003年6月10日以来の水準に買われた。ちなみに過去の最高値は145円09銭。ここ出遅れていた生保筋や中小金融機関など国内機関投資家の買いが観測されるほか、きょうは株価が後場伸び悩む局面で、これを手掛かりとした買いも流入したようだ。現物債市場では4日に入札があった新発10年物国債(326回債)の利回りは0.710%まで低下。また、明日30年物国債(12月債)の入札があるが、入札は無難に通過するとの見方が強い。ただ、最近は10年物国債など中長期債への人気が偏る方向で、相対的に物色意欲は低調となる傾向を示している。この日の先物12月限は144円91銭で始まり、高値は145円01銭、安値は144円88銭、終値は前日比12銭高の144円99銭。10年国債の利回りは前日比0.015%低下の0.710%。20年国債は0.005%低下の1.680%。30年国債も0.005%低下の1.945%だった。