東京株式(寄り付き)=米国「財政の崖」の不安心理後退で続伸

 6日の東京株式市場は買いが優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比66円高の9535円と続伸。前日の米国株市場では懸案の「財政の崖」問題に対する不安心理がやや後退したことからNYダウが82ドル高と反発、ナスダック指数はアップル株下落の影響で軟調だったが、全般はリスクオンの流れにあり、東京市場でも主力株を中心に買いが先行している。また、衆院選での事前予測で優勢が伝えられる自民党が金融緩和や公共投資に前向きなことから、選挙後の政策恩恵に対する思惑も物色意欲を後押ししている。
 為替市場では1ドル=82円台半ばの推移で円安水準でのもみ合いが続いており、輸出株などの下値には買いが入りやすい。ただ、対ユーロでは米格付け会社のS&Pがギリシャの長期債務格付けを引き下げたこともあり、ユーロ高一服となる可能性が指摘される。業種別には33業種ほぼ全面高の様相で、値上がり上位は海運、機械、金属製品、証券、非鉄、銀行などとなっている。