東京株式(前引け)= リスク選好の動き継続、引けにかけて締まる

 6日前引けの日経平均株価は前日比72円高の9541円と続伸。前場の売買高は9億7939万株、売買代金は概算で5356億円。前場の東証1部の値上がり銘柄数は1174で全体の7割の銘柄が上昇、対して値下がり銘柄数は320、前日比変わらずは184銘柄だった。
 日経平均は寄り付きで9500円台を回復した後も売り物をこなし高値圏でもみ合う展開となり、前引けにかけて締まった。前日の米国株市場では「財政の崖」問題に対するオバマ大統領の発言を受け警戒感がやや後退し、NYダウが反発するなど全般はリスク選好の流れが継続しており、東京市場でも主力株を中心に買われている。為替市場では1ドル=82円40~50銭、1ユーロ=107円60~70銭の推移で円安水準でのもみ合いが続いている。対ユーロでは米格付け会社のS&Pがギリシャの長期債務格付けを引き下げたこともあり、足元は円安ユーロ高一服の動きにあるものの、一段のユーロ売りの動きがみられないことも輸出株を中心に買い安心感につながっているもようだ。
 個別には三井住友、三菱UFJなど大手銀行株が買われ、ソフトバンク、シャープも高い。トヨタ、ホンダなどの自動車株が堅調、コマツ、キヤノン、ファナック、ダイキンなども買われた。NTN、KIMOTO、アイフルなども値を飛ばしている。半面、ディーエヌエーが軟調、MUTOH-HD、ヒューリック、中山鋼などが安い。