<話題の焦点>=アニメが牽引する映画の興行収入、コラボ製品の人気にも波及

 映画の興行収入で邦画の健闘が目立っている。これまでは米ハリウッドで製作されたSFの超大作が人気映画の定番となっていたが、今年上半期の興行収入ランキングのトップ10では邦画が7作品もランクインしている。

 邦画作品でヒットとなっている作品は1位のテルマエ・ロマエのように人気漫画の実写化やドラえもん、名探偵コナンのようにTVアニメが題材となっている作品の上位ランクが目立っている。今年下半期もこの傾向には変化はなく、11月17日に公開された「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の公開初週末の興行収入は11億3100万4600円と12年公開の劇場映画では7月13日に公開の「BRAVE HEARTS海猿」を上回り、今年最高を記録している。

 これらアニメ作品のヒットにより恩恵を享受しているのが、コラボ製品を展開している企業で、ヱヴァでは目薬で参天製薬<4536.T>、キャラを活用したAR(拡張現実)アプリを全日本空輸<9202.T>が提供している。東映アニメーション<4816.T>製作で12月公開の「ワンピース フィルム ゼット」も期待が高い。