スペイン国債入札不調でユーロ売り強まる

日経新聞報道で円売り強まる
昨日の海外時間には、スペイン国債の入札が不調だったことなどからユーロ売りが強まりました。しかし、米財務省が議会が債務上限引き上げを拒否しても大統領が拒否権を行使して引き上げられるを承認できる規則を採用することを求める、としたことからリスク選好の動きとなってユーロは一部買い戻されました。またドル円は、自民党が単独過半数を確保する勢い、との報道で円売りが強まりました。

欧州時間序盤、寄り付きから欧州株が下落したことからユーロ売りが強まりました。さらにこの日行われたスペイン国債の入札が低調だったことや、発表されたユーロ圏10月小売売上高が予想を下回ったことからユーロ売りが一段と強まって、ユーロドルは1.3080付近まで、ユーロ円は107.50円台まで下落しました。この間ドル円は米長期金利が下落したこともあって82.10円台まで下落しました。その後スペイン政府の“トップ高官”の話として「ドイツは現時点でスペインが救済を求めることを望まないと示唆した」などと報じられたことからユーロ売りが再び強まってユーロドルは1.3060付近まで、ユーロ円は107.30円台まで、ドル円は82.00円台まで下げ幅を拡大しました。

NY時間にはいって、日経新聞電子版が「自民党が単独過半数を確保する勢い」と報じたことから円売りが強まっりました。さらに発表された米・10月製造業受注や米・11月ISM非製造業景況指数が予想よりも良い結果だったことからドル買いが強まってユーロもやや売られました。その後米財務省が「議会が債務上限引き上げの要請を拒否すれば、米大統領が拒否権を行使して債務上限引き上げを承認できる規則を採用するよう求める」としたことでリスク選好の動きとなって、ユーロドルは1.3090付近まで、ユーロ円は107.80円台まで上昇し、日経新聞の報道で強まった円売りが続いていたドル円は82.40円台まで上昇しました。

今日の海外時間には英中銀(BOE)政策金利、欧州中銀(ECB)政策金利、英・11月ハリファックス住宅価格、英・10月貿易収支、ユーロ圏・第3四半期GDP、独・10月製造業受注、加・10月住宅建設許可、米・新規失業保険申請件数、加・11月Ivey購買部協会指数の発表と、ドラギ・ECB総裁の会見が予定されています。