ツガミが続伸、業績回復色を背景に底値離脱の動きに

 ツガミ<6101.T>が続伸、5日・25日移動平均線を足場に底値圏離脱の動きをみせつつある。中国関連に位置づけられる工作機械セクターは夏場以降、中国経済失速懸念が喧伝される中で下値模索の動きを強いられ、同社株も例外ではなかった。しかし、ここにきて中国経済の来年度見通しに強気な見方が支配的となり相場環境も変貌しつつある。同社は自動旋盤を主力とするが、12年4~9月期はスマートフォン向けの売り上げが貢献し、経常利益で50億円と前年同期比4倍強という回復をみせた。足元のスマホ向け売り上げは伸び悩んでいるとはいえ、PERは7倍台と極めて割安であり、2%強の配当利回りを維持していることからも見直し余地は十分といえる。スマホ向けは年末から来年初にかけて再び受注拡大の可能性が指摘されており、下期の業績好調を見込んだ買いが足もと厚みを増しつつあるようだ。

ツガミの株価は14時32分現在529円(△16円)。