午後:債券サマリー 先物急騰で史上最高値を更新

 6日の債券市場では、先物中心限月12月限は大幅に上昇し145円台を突破、03年6月10日の最高値145円09銭を大きく更新した。ここ出遅れていた国内機関投資家の買いが観測される中で上値追いトレンドに勢いがついている。また、外国人投資家の一角はショートポジションをかけていたとみられ、その買い戻しが上昇を加速させる背景に観測されている。一方で現物の10年債は史上最低水準までには0.3%以上の開きがあり、先物は「景気動向よりも需給面の要素が強い」相場となっているようだ。なお、きょう実施された30年国債の入札は堅調だった。
 きょうの先物12月限は144円95銭で始まり、高値は145円24銭、安値は144円95銭、終値は前日比23銭高の145円22銭。出来高は3兆4674億円。10年国債の利回りは前日比0.020%低下の0.690%。20年国債は0.030%低下の1.650%。30年国債は0.055%低下の1.890%だった。