材料になり難い11月雇用統計・・・・

ハリケーン・サンディの影響・・・・
 明日発表予定の、米・11月雇用統計は、既に弱い数字になる事が市場では予想されています。昨日、発表された前哨戦の数字でも、ADP民間雇用者数調査、ISM非製造業の雇用指数ともに市場予想を下回っていました。

 それでも、昨日の市場の反応は限定的で、ドル円、ユーロドルともに揉み合いに終始し、ドル円等は、自民党優勢の報道に対する円安方向への反応の方が目立っていた感じです。

 この為、明日の数字に関しても、やや材料になり難いのかと勘ぐってしまいます。但し、それは予想通り、弱い数字が出た場合の話で、逆に、予想よりもかなり強めの数字、例えば、15万人以上の雇用者数増等となれば、サプライズ的にドル円の上昇が見られるかもしれません。

 一方、雇用統計発表後には、市場の関心は来週のFOMCに移ります。それ故、失業率が市場予想通り前月と横ばいにとどまれば、改善ペースが鈍いとして、年内のオペレーション・ツイスト終了後の追加緩和策を、FOMCが示すとの期待を強めます。となれば、結局の処、ドルを買う動きも限定的となってしまいますので、ドル円は82円台を中心とした揉み合いを脱するのは難しいかもしれません。