<話題の焦点>=大証単独銘柄に注目、東証と大証統合で見直しへ

 東京証券取引所と大阪証券取引所<8697.OS>は11月20日、それぞれ臨時株主総会を開き、13年1月に経営統合して、持ち株会社「日本取引所グループ」を設立することを正式に決めた。

 両取引所で上場している銘柄を一つの市場にまとめる作業が具体化すれば、大証単独上場銘柄が一段と大きな関心を集めることになりそうだ。また、近い将来、東証非上場の大証銘柄がTOPIXに採用される可能性もあり、株価上昇への期待感もある。

 大証主力の銘柄には、オンリーワンの技術を有する世界的な企業が豊富で、その代表格は任天堂<7974.OS>。また、かつては大証2部単独銘柄だった電子制御横編み機で世界最大手の島精機製作所<6222.OS>や、紳士服最大手の青山商事<8219.T>などの企業がその後、東証にも上場して人気化した経緯がある。

 単独上場では、明星工業<1976.OS>に注目。熱絶縁工事に強い建設会社で、海外LNG(液化天然ガス)出荷基地の保冷工事やLNG船では国内断トツの実績。また、魚群探知機、電子海図など船舶用電子機器の世界的企業で、医療分野などの陸上機器にも注力している古野電気<6814.OS>、水晶デバイスの総合大手で民生用振動子などでは世界トップクラスの大真空<6962.OS>、土木建設機械の販売・レンタル主力の機械商社ワキタ<8125.OS>からも目が離せない。そのほか、Jトラスト<8508.OS>、遠藤照明<6932.OS>、田淵電機<6624.OS>、虹技<5603.OS>、安永<7271.OS>、新日本理化<4406.OS>にも注目したい。