<クローズアップ>=「超伝導直流送電」に脚光、電力融通での効率送電に不可欠(3)

 以下、注目銘柄をピックアップした。

 住友電気工業<5802.T>~新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が07年度から実施している「高温超電導ケーブル実証プロジェクト」に参画しており、中部大学の実験装置でも高温超電導ケーブルを納入している。

 JFEホールディングス<5411.T>~JFEスチールが超電導送電用断熱多重配管を開発、超電導ケーブルを超電導状態として安定利用するうえで必要不可欠な配管で中部大学の実験装置でも採用されている。

 アイシン精機<7259.T>~超電導に利用する大型スターリング型パルス管冷凍機を開発、消費する電力を約3割減少できる超電導モーターの開発も進めており電気自動車用モーターへの利用も期待されている。

 フェローテック<6890.OS>~超電導の冷却に使用されるペルチェ素子用材料が中部大学の実験装置で利用されている。

 NTT<9432.T>~系列のNTTファシリティーズが宮城県で整備するメガソーラー(大規模太陽光発電所)の送電に超電導ケーブルを利用する計画を進めている。メガソーラーで発電した電気を最長2キロメートルの超電導ケーブルで送電。このメガソーラーは今年度中にも着工、国の補助金が認可された段階で超電導ケーブルも整備していく。