午後:債券サマリー 先物は後場大幅安、急騰後の利食い売り膨らむ

 7日の債券市場では、先物中心限月12月限は後場に入り大幅安。後場の寄り付きには145円26銭と史上最高値に肩を並べていたが、引けにかけ売り物が膨らみ前日比14銭安の145円08銭まで下落した。市場関係者は「特に目立った売り材料が出たわけではない」としている。週末要因に加え米雇用統計の発表もあり、ポジションを閉じる動きがあったようだ。10年国債や20年国債の利回りも上昇した。
 この日の夜に発表される米雇用統計は、ハリケーン・サンディの影響があるものの非農業部門雇用者数が7~10万人程度の増加、失業率は7.9%前後とみられている。11~12日に公開市場委員会(FOMC)が開催されるが、雇用統計の内容が金融政策へ影響するかが注目される。
 先物12月限は145円17銭で始まり、高値は145円26銭、安値は145円08銭、終値は前日比14銭安の145円08銭。出来高は3兆308億円と膨らんだ。10年債の利回りは前日比0.020%上昇の0.705%、20年債は同0.010%上昇の1.650%、30年債は同変わらずの1.890%だった。