外為サマリー:円、82円50銭前後でのもみ合い続く、経常収支黒字で円買いも

 10日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=82円48~49銭近辺と前週末午後5時時点に比べ13銭の円安・ドル高。対ユーロでは106円48~52銭と同13銭の円安・ユーロ高。
 7日に発表された米11月雇用統計は非農業部門雇用者数が14万6000人の増加と市場予想の10万~8万5000人の増加を上回った。失業率も7.7%と予想7.9%を上回った。この内容を受け円は7日に対ドルで一時82円83銭まで下落した。ただ、その後は利益確定もあり82円50銭前後で推移した。この日は、朝方に発表された10月の国際収支統計で経常収支は3769億円と9カ月連続で黒字を維持したことから、やや円買いが優勢となった。 対ユーロでは、欧州の利下げ観測もあり106円50銭前後で推移している。
 ユーロ・ドル相場は、1ユーロ=1.29628~29ドルと同0.0028ドルのユーロ安・ドル高。イタリアの政局不安もユーロ安要因とみられている。