午前:債券サマリー 先物は反発、高値調整感も依然、債券需要は強い

 10日午前の債券市場では、先物中心限月12月限は反発。一時、前週末比12銭高の145円20銭まで上昇したものの、その後利食いに押され上昇幅は縮小した。先週に史上最高値を更新したことから、高値警戒感が強まっている。ただ、今月の日銀金融政策決定会合での追加金融緩和期待は強く、現物市場では10年国債の利回りは低下した。
 特に、11~12日に開催される米公開市場委員会(FOMC)では期限が切れるツイストオペの代替としての追加金融緩和観測が高まっており、この決定が日本の金融政策にも影響が出てくるとの見方がある。
 午前11時の先物12月限の終値は前週末比9銭高の145円17銭だった。出来高は5525億円。10年債は前週末比0.005%低下の0.700%、20年債は同0.010%上昇の1.650%、30年債は変わらずの1.890%だった。