<動意株・10日>(大引け)=東京綱、東京機械、SUMCOなど

東京製綱<5981.T>=反発。橋梁用や道路設備用のワイヤーロープを手掛け、公共投資拡大による恩恵の大きい一社として市場の注目が集まりやすいことから、このところの低位株人気にも乗って買いが継続。11月13日安値83円で二番底形成後、本格反発基調へ。

東京機械製作所<6335.T>=後場一段高。特に買い材料は出ていないようだが、インドや中国向け輪転機の増加やリストラ効果で、13年3月期の連結経常赤字幅の縮小が期待される。株価が2ケタの超低位で、最近の低位株人気に乗る。きょうは値上がり効率の良さを狙った目先資金が流入したようだ。

SUMCO<3436.T>=ストップ(100円)高の680円で、比例配分となり126万5100株の買い物を残した。7日引け後に13年1月期連結業績見通しの下方修正を発表。売上高は前回予想の2300億円から2050億円(前期比17.1%減)に、経常損益は110億円の黒字から85億円の黒字(前期は56億9500万円の赤字)に減額し、黒字幅が縮小する見通しとした。

福島銀行<8562.T>=大幅続伸。次期政権復帰が有望視される自民党は公共投資拡大による景気対策を実施する可能性が極めて高い。加えて、原発事故の影響が大きい福島県は復興促進のためにも優先して予算が配分される公算が大きく、福島県を地盤とする同行の事業拡大につながるとの思惑から、株価2ケタの低位で手掛けやすい同行に人気が継続している。

丹青社<9743.T>=大幅反発し年初来高値更新。7日引け後に12年2~10月期連結決算を発表。売上高は408億3500万円(前年同期比1.8%減)と微減収となったものの、経常利益は20億4600万円(同72.7%増)と大幅経常増益になったことから、これを評価した買いが先行している。10年の年末から11年春に掛けて大相場を演じた経緯を想起しての思惑買いも入っているようだ。

東建コーポレーション<1766.T>=大幅反発。12年5~10月期(上期)の連結純利益は前年同期比21%増の17億円とこの期間としては過去最高益になっている。建設事業で賃貸マンションの完成工事高増加や建物管理事業で管理物件の入居率改善などが好業績の要因だ。好業績の住宅関連銘柄として注目する向きの買いが先行している。

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