午後:債券サマリー 先物は一時、最高値に迫る、あすから中心限月は3月限に交代

 10日の債券市場では、先物中心限月12月限は続伸。一時、前週末比16銭高の145円24銭まで買われた。依然、政権交代と今月の日銀金融政策決定会合での追加金融緩和期待が膨らんでいるほか、「12月は国債償還が多く銀行や生保などの国債需要が強い」(市場関係者)という。この日、12月物と2013年3月物の出来高は逆転し、中心限月はあすから2013年3月物に交代する。3月物の終値は前週末比7銭高の144円71銭。出来高は1兆738億円。12月物と3月物の価格差(スプレッド)は40銭程度あり「12月物はやや割高では」(アナリスト)という見方もあるものの、「金利低下観測は強く、再度、史上最高値更新を目指してもおかしくない」(同)と見る声も出ている。
 先物12月限は145円05銭で始まり、高値は145円24銭、安値は145円05銭、終値は11銭高の145円19銭。出来高は1兆668億円。10年債の利回りは前週末から0.010%低下の0.695%、20年債は0.010%上昇の1.665%、30年債は変わらずの1.890%だった。