あす(11日)の為替相場見通し=82円前半の膠着状態、ユーロは弱含みも

 11日の東京外国為替市場は、なお1ドル=82円台前半の膠着状態が予想される。予想レンジは81円80~82円60銭、1ユーロ=105円80~106円50銭。7日に発表された11月の米雇用統計は、ドル高・円安を推し進めるには力不足だった。12日に発表される公開市場委員会(FOMC)の内容が注目されるが、「サプライズはないのではないか」(アナリスト)という見方が多い。国内では「16日の選挙結果を見たい」(市場関係者)と模様眺めが続いている。
 一方、ユーロは対ドルで下落基調にある。イタリア・モンティ首相の辞任で財政再建への不安が出ており、1ユーロ=1.29ドル台を割り込んでいる。ユーロ円相場もユーロはやや弱含みで推移する可能性がある。「年末接近で欧州市場は徐々に参加者が減ってくる」(同)という声もあるが、日本円に関しては総選挙待ちで膠着状態が続くと見られている。