外為サマリー:円、82円40銭前後で一進一退、イタリア不安は目先一服

 11日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=82円41~42銭近辺と前日5時時点に比べ4銭の円安・ドル高。対ユーロでは106円62~66銭と同40銭の円安・ユーロ高。ユーロ・ドル相場は、1ユーロ=1.2938~39ドルと同0.0043ドルのユーロ高・ドル安。
 市場の関心を集めたイタリアの政局不安は、辞意を表明したモンティ首相が新政権発足まで職責を果たすと強調。先行き不透明感がやや落ち着き、ユーロは対ドルで反発した。一方、きょう11日から12日にかけて実施される米公開市場委員会(FOMC)では、金融当局の国債購入による金融緩和観測が出ている。また、日銀の追加金融緩和に関する期待感は強く、依然円は底堅く推移。次回の日銀金融政策決定会合では「資産買い入れ基金の10兆円程度の増額」との観測もある。日米ともに金融緩和観測は強く円ドル相場は82円台前半での膠着状態が続いている。