日産自が続落、自動車鋼板再生事業拡大も反応なく

 日産自動車<7201.T>が続落。11日付日刊工業新聞が「製造工程で発生する鋼板の端材を再生し、自動車生産に投入するクローズト・ループ・リサイクル事業を拡大する」と報じたが、反応はなく利益確定売りが続いた。鋼板再生事業は米国テネシー州のスマーナ工場で端材を提携先の鉄鋼メーカーで再生、鋼板として再利用しており、国内では11年度から神奈川県の追浜工場と福岡県の日産自動車九州が取り組んでいる。今後、全社で自動車一台当たりの再生材使用率を2010年度の20%から16年度に25%に引き上げるという。また、10日に電気自動車(EV)シェアリング実証実験を開始すると発表したが、三菱ケミカルHDがEV電池部材増産を凍結したことが伝えられたことの影響もあって、材料視されなかった。

日産自動車の株価は13時05分現在763円(▼7円)。