<私の相場観>=SMBCフレンド証券・投資情報部グループマネージャー 中西文行氏

 衆議院選挙後の相場はいったん出尽くしで下げる場面もあるが、年末に向けて緩やかな上昇基調となろう。

 自民・公明の連立政権が誕生すれば、日銀が共同歩調をとり一段の金融緩和が進展することや、公共投資を中心とする社会インフラ整備を目的とした今年度補正予算、13年度本予算が組まれることで、新政権への期待から円安、景気浮揚をテーマに相場はジリ高傾向となりそうだ。

 米国の「財政の崖」問題も紆余曲折はあっても年明けには解決するとみており、米国景気も堅調に推移することでドル高による円安が進む中、米国株式市場は続伸となろう。日経平均株価も年明けから今年度末に向けて外国人買いをリード役に堅調に推移しよう。年末から今年度末までの日経平均株価の予想レンジは8800~1万300円とみている。

 注目銘柄としては円安でダイハツ<7262.T>、スズキ<7269.T>、ホンダ<7267.T>の自動車株、金融緩和で三井不動産<8801.T>、三菱地所<8802.T>、住友不動産<8830.T>などだ。