午後:債券サマリー 先物は後場反落、流動性供給の低倍率も警戒

 11日の債券市場では、先物中心限月3月限は反落した。この日から中心限月は3月物に交代したが、日銀の追加金融緩和期待を背景に、午前中に一時144円81銭まで買われたが、その後、144円64銭まで下落した。なお、12月限は前場に145円30銭と史上最高値をつけている。
 市場の関心を集めたのが、この日実施された第131回の流動性供給で、募集額2999億円に対して、応募額は4009億円と1.3倍にとどまった。倍率が2倍以下となったことに対して警戒感が強まったことから、午後に先物は売り先行となった。現物市場でも10年債や20年債などの利回りは上昇している。市場ではあすの米公開市場委員会(FOMC)の結果に注目する向きが多い。
 先物3月限は144円71銭で始まり、高値は144円81銭、安値は144円64銭、終値は6銭安の144円65銭。出来高は2兆441億円。10年債の利回りは前日から0.005%上昇の0.700%、20年債は同0.010%上昇の1.660%、30年債は変わらずの1.895%だった。