12日の株式相場見通し=手控えられ小幅続落、商い減少傾向に拍車

 12日の東京株式市場は、現地11~12日開催のFOMC(米連邦公開市場委員会)の声明発表を目前にして、売り買いともに手控えられることになりそうだ。手掛かり材料が極端に不足するなかで、自動車、電機など輸出関連の主力銘柄が小口の売りで値を消す展開を予想。11日の米国株式は、NYダウ平均株価が前日比78ドル高の1万3248ドルと5日続伸した。
 11日の東京株式市場は、日経平均株価終値で前日比8円安の9525円と9500円台を堅持したものの、売買代金が2日連続の1兆円割れで8783億円と商い減少傾向に拍車が掛かっている。特に目立ったのは、11月半ば以降の上昇相場でけん引役を果たしてきた自動車、金融、不動産、建設といった業種の銘柄に利益確定の売りが目立っている点。
 経済指標では、寄り付き前に発表される10月の機械受注、11月の国内企業物価指数が焦点となる。海外では、前回4日の会合で合意できなかった銀行監督一元化を柱とする銀行同盟構想について、EC財務相理事会で改めて協議することに関心が集まる。