午前:債券サマリー 先物は反落、米国「財政の崖」進展期待で債券売りも

 12日午前の債券市場では、先物中心限月3月限は反落。依然、日銀による追加金融緩和期待は強いものの、米国の「財政の崖」問題の進展期待が出ており、安全資産である債券を売り株式を買う動きも指摘されている。11日のニューヨーク債券市場で米10年債は前日比0.04%高の1.66%へ上昇。「財政の崖」問題を巡り民主党と共和党の協議が進展しているとの報道から、債券売り・株式買いの動きがみられた。
 国内市場でも「リスクオンへの投資姿勢を意識した動き」(市場関係者)が出ており、債券市場にはやや売り物が先行しているようだ。ただ、「12月は国債償還が多く債券買いの需要は強い」(アナリスト)との見方も多く、債券市場を強気姿勢でみる関係者は少なくない。 
 午前11時の先物3月限の終値は前日比3銭安の144円62銭だった。出来高は8137億円。10年債は前日比変わらずの0.700%、20年債は同0.010%上昇の1.665%、30年債は同変わらずの1.895%だった。