<クローズアップ>=EV本格普及で蓄電池高成長へ、理想買いから現実買いへ(3)

 日立化成工業<4217.T>~リチウムイオン2次電池用負極材で世界トップをいき、新神戸電機を完全子会社化したことで、リチウムイオンキャパシタ事業拡大へ期待が強い。

 古河電池<6937.T>~古河電気工業の電池部門を継承して発足。同社もハイブリッド車用補機バッテリーを取り扱い、今後、リチウムイオン電池分野への本格参入が予想される。

 FDK<6955.T>~電池技術をベースに技術開発力に定評があり、ハイブリッドモジュールで優位性を発揮、富士通グループとの連携によるリチウムイオンキャパシタ事業の拡大が期待される。

 田中化学研究所<4080.OS>~2次電池用正極材の世界最大手で、正極活物質の充填密度を向上させ、電池の小型軽量化を実現した。リチウムイオン電池向けが売上高の7割を占める。

 ステラケミファ<4109.T>~フッ素化合物による高純度薬品で高いシェアを持つ。電池用電解質などを手掛け、ハイブリッドモジュール分野で有力視。

 三菱ケミカルホールディングス<4188.T>~三菱化学、三菱樹脂のグループで正極材、負極材、セパレーター、電解液の主要4部材すべてを取り扱う。

 JSR<4185.T>~高機能材料を応用、リチウムイオン電池用バインダー、リチウムイオンキャパシタなどを扱っている。

 戸田工業<4100.T> ~米国に正極材の新工場を建設する一方で、伊藤忠商事と共同で中国の電池正極材メーカーに出資した。

 昭和電工<4004.T>~三菱自動車のEV用リチウムイオン電池に負極材が採用され、正極材と電解液にも参入している。