米長期金利上昇でドル円上昇

スペイン国債入札順調でユーロ買い
昨日の海外時間には、スペイン国債入札が順調だったことや、ギリシャの国債買戻しが目標額を達成できる、との報道でユーロ買いが強まりました。また米長期金利が上昇したことからドル円も買われました。

欧州時間序盤、寄り付き後しばらくして独DAXなどが上昇を開始したことから、ユーロ買いが優勢となりました。この日行われたスペイン国債の入札が順調だったことからスペイン国債利回りが低下したことや、発表された独・12月ZEW景況感調査が予想よりも良い結果だったことからさらにユーロ買いが強まって、ユーロドルは1.2970台まで、ユーロ円は107.00円台まで上昇しました。一方ドル円は、米長期金利が上昇したことから82.50円台まで上昇しました。その後一部で「ギリシャは国債買い戻しについて、300億ユーロの目標を達成できる見通し」と報じられたことも手伝ってユーロは一段高となってユーロドルは1.2990台まで、ユーロ円は107.20円付近まで上昇幅を拡大しました。

NY時間にはいってユーロドルは高値圏でももみ合いとなりましたが、利食い売りに押されたドル円は一旦82.30円台まで反落しました。その後もユーロは堅調に推移しましたが、ユーロ圏筋が「ギリシャ国債買い戻しへの応募は総額320億ユーロ程度」「国債買い戻しはギリシャの債務水準を2020年までに対GDP比126.6%に低下させるが、124%の目標に届かず」などと発表したことからややユーロ売りが強まる場面もありましたが、プラートECB専務理事が「政策金利をさらに引き下げる余地はほとんどない」と述べたことからユーロドルは1.3010台まで、ユーロ円は107.40円付近まで上昇しました。一方ドル円は再び買いが強まって、82.50円台まで上昇しました。

今日の海外時間には米FOMCが開催され、ツイスト・オペ終了に伴って追加緩和が決定されると見られています。またEU財務相会合が開催されるほか、独・11月消費者物価指数、英・11月雇用統計、ユーロ圏・10月鉱工業生産、米・11月輸入物価指数の発表が予定されています。