外為サマリー:円、1ドル82円60銭台への円安進行、「財政の崖」懸念が後退

 12日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=82円67~68銭近辺と前日午後5時時点に比べ29銭の円安・ドル高。対ユーロでは107円44~48銭と同83銭の円安・ユーロ高で推移している。
 米国の「財政の崖」問題で民主党と共和党の交渉に進展が見えるとの報道を機に、「市場にはリスクオン姿勢が出てきた」(アナリスト)といい、安全通貨とされる円は売り先行の展開となった。昼過ぎには一時、82円69銭をつけ1ドル=82円70銭台乗せに迫った。「一部海外ファンドが円売りの姿勢を強めた」(市場関係者)という。この日は米国の公開市場委員会(FOMC)の発表があり、その内容次第では一段の円安が進む可能性もある。
 ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.2997~98ドルと同0.0056ドルのユーロ高・ドル安。11日発表のドイツの12月ZEW景況感調査が市場予想を上回ったこともありユーロ買いの動きも強まった。