午後:債券サマリー 先物は小幅反発、米FOMCを控え模様眺めも

 12日の債券市場では、先物中心限月3月限は小幅反発した。米公開市場委員会(FOMC)の発表をこの日に控えて全般模様眺め気分も強まった。ただ、現物市場では10年債が0.7%割れで推移するなど、依然、金利低下期待は強い。
 先物市場は、午前中に一時144円60銭まで下落するなど売り先行となった。ただ、後場に入り、144円70銭まで上昇し前日の高値と肩を並べた。日銀の金融緩和期待は強いほか、FOMCの発表はツイストオペの期限到来後も追加金融緩和の姿勢を継続させるとの見方が多い。一方では、米国の「財政の崖」問題で与野党の協議に進展がみられており、「先行きリスクオンの投資姿勢から債券売り・株式買いの動きが出る可能性」(アナリスト)を指摘する声も出ている。
 先物3月限は144円62銭で始まり、高値は144円60銭、安値は144円70銭、終値は5銭安の144円70銭。出来高は2兆253億円。10年債の利回りは前日から0.005%低下の0.695%、20年債は同0.005%上昇の1.660%、30年債は変わらずの1.895%だった。