米FOMCドル安効果は限定的か

米FOMCドル安効果は限定的か
本日の米FOMCでは、年末で終了期限を迎える「ツイストオペ」に替わり450億ドル規模の国債買入れが発表されると見られている。

予想通りなら実質的な量的緩和拡大となるが、にもかかわらずドル/円は堅調に推移しており、11月高値82.83円に迫る勢いとなっている。

昨日の米国株高にはFOMCの結果(量的緩和拡大)を先取りする動きが感じられ、米長期金利についても将来的なインフレを警戒する形で上昇した。

これらの動きを見る限り、今回の緩和規模が予想通りであればドル/円を大きく押し下げる可能性は低いと考えられる。

むしろ、昨日と同様に株高・長期金利上昇という反応となれば、ドル/円が上昇する事になるだろう。

過去3週間にわたり上値を抑えてきた82.80円台を突破できれば4月高値の83.30円が視野に入る。

なお、本日のFOMCでは26:30に政策金利と声明文が発表されるほか、28時には「経済・金利見通し」が公表され、その後28時15分からバーナンキFRB議長の記者会見が行われる。