東京株式(寄り付き)=円安を追い風に上昇して始まる

 13日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比99円高の9681円と続伸。前日の米国株市場ではNYダウが6日ぶりに小反落したものの、為替市場では円安が進行、1ドル=83円台前半、108円台後半の推移と約8カ月ぶりの円安水準まで円が売られており、これを背景に景気敏感株を中心として全般の物色意欲をかきたてている。
 為替円安の背景は、来週の金融政策決定会合で日銀が追加緩和を実施するとの観測に加え、選挙では自民党が単独過半数の勢いと一部伝えられる中、16日の衆院選後に自民党安倍政権となれば日銀への金融緩和圧力が一段と高まるとの思惑がある。一方、FOMCでは量的緩和の拡充を発表したが、米国債購入策の規模は想定内ととらえられたようで、ドル売りの動きは続かなかった。あす、株価指数・オプション取引のSQ算出を控え、行使価格9750円を意識した株式需給面での思惑も取り沙汰され、全般買いを助長する背景のひとつとなっている。業種別には33業種ほぼ全面高の様相で、値上がり上位業種は証券、不動産、保険、電気機器、鉄鋼、輸送用機器など。