外為サマリー:1ドル83円40銭へ円安進む、米FOMCで量的緩和強化も

 13日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=83円40~41銭近辺と前日午後5時時点に比べ62銭の円安・ドル高。対ユーロでは108円95~99銭と同1円31銭の円安・ユーロ高で推移している。
 前日からの円安・ドル高の流れを引き継ぎ、円は対ドルで3月末以来となる1ドル=83円台に下落した。市場には欧州不安が薄らぎ、米国の「財政の崖」の交渉前進に向けた期待もあり「リスクオン姿勢が強まっている」(アナリスト)という。12日の米公開市場委員会では、ツイストオペ終了後の「月間450億ドルの長期国債の購入と同400億ドルの住宅ローン担保証券(MBS)購入継続」が市場予想通り打ち出された。加えて、「失業率6.5%以上で、1~2年先のインフレ予測が長期目標の2%から0.5ポイントを上回らない場合」などの条件下では低水準金利が正当化されるとした。具体的な失業率を低金利維持のメドとして取り上げたことで、量的緩和は強化されたとの見方が出ている。
 ユーロ・ドル相場も、1ユーロ=1.3065~66ドルと前日午後5時時点に比べ0.0062ドルのユーロ高・ドル安となっている。