外為サマリー:1ドル83円60銭台の大幅な円安、投機筋の円売り・ドル買い流入

 13日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=83円62~63銭近辺と前日午後5時時点に比べ84銭の円安・ドル高。対ユーロでは109円41~44銭と同1円77銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円は対ドルで3月下旬以来、約8カ月半ぶりの円安・ドル高水準に下落した。前日から「一部の欧州系ヘッジファンドが円売りの動きを見せていた」(市場関係者)という。16日の衆院選での自民党の勝利の観測が強まったことに加え、昨日の米公開市場委員会(FOMC)を経て、「米国の低金利政策は予想外に早く終わるのではないか」(アナリスト)との観測も浮上。一気にドル買い・円売りの動きが強まった。
 円は対ユーロでも軟調。4月上旬以来となる1ユーロ=109円40銭台へと下落した。イタリアの政局不安もベルルスコーニ前首相が「モンティ首相が出馬すれば自分は身を引く」との発言が流れたことを受け、先行き不安が薄らいだこともユーロ買いの要因となった。ユーロ・ドル相場は、1ユーロ=1.3080~81ドルと前日午後5時時点に比べ0.0077ドルのユーロ高・ドル安となっている。